- 参加
- ジュル 20, 2021
- メッセージ
- 82
- 反応スコア
- 296
写真はアンモナイトの浜焼き(※イメージです)
これは貝類に分類されるものではなかったのではと私は疑っています。
ではアンモナイトの基本情報を。
基本情報:
アンモナイト
3億5千年前、直近でも白亜紀の1億5千年前となかなか衝撃的なスコアをたたき出していますね。採掘は世界中、歩いていける海岸でも行えるみたいですが。古生代シルル紀末期(もしくは[1]、デボン紀中期)から中生代白亜紀末までのおよそ3億5000万年前後の間を、海洋に広く分布し繁栄した、頭足類の分類群の一つ。
構造:
イカ、タコと同じ頭足類。そう聞くと急に美味しそうな気がしてきます。
構造はイカの、いや以下のようなものだったとされています。
この“気室”部分にあたるところが石化して発掘されているんでしょうか。
外殻とずきんを持っていたというのは興味深いです。
「1万種を超える多様な形態と美しさ(※1)」。下位分類を含めると30種ほどに分類されるとする説もあり、まだまだ研究中の段階だと言えそうです。
アンモナイト化石の産地:
※Wikipediaから
主な産地としては、モロッコ、ロシア、イギリス、ドイツ、カナダ、アメリカ合衆国、マダガスカル、日本が挙げられる。他に、フランス、スイス、ナイジェリア、カザフスタン、インドネシア、ペルーも知られる。
ジュラシック・コースト(世界遺産登録名:ドーセットと東デヴォンの海岸) :イギリスのドーセット州とデヴォン州にまたがる中生代の化石の宝庫。アンモナイトはその象徴の一つである。
世界中で採掘されているみたいですね。
日本では北海道が世界的産地。三笠市立博物館はアンモナイト化石の所蔵量が日本一。
他にも和泉層群と呼ばれる愛媛県松山市から和歌山県の和泉山脈にかけて東西約300kmにわたって分布する地層でも発見されています。
なるほど。海底をさらえば更に大量のアンモナイトが発見されそうです。
軟体部の化石が無い:
採掘現場からいくつか堀りたてほやほやの画像を。
素朴な疑問なのですが、ここまで完全に、染みも残らないほど身の部分(イカタコ部分)は化石にならないものなのでしょうか。
もしもそこまで完全に分解、石化したのなら今のアンモナイトと呼ばれる形状はどうやって導きだしたのかが気になります。
身はすべて食べてしまったあとであり、採掘場所はかつての浜焼き会場だったのか。外郭とずきんも美味しく食べたのか?
同じビデオ内、採掘現場ではムカデみたいなものや魚が形状を保って採掘されています。
ムカデはわかりますが、魚は食べなかったのでしょうか?いや、食の話はここではどうでもいいです。
どうやらベレムナイト(イカもどき)は形状を保った化石が発見されており、それよりも弱い軟体部を持っていたのではないか?とされているそうです。
いろんなアンモナイト:
サイズ展開がかなり広い印象です。同じ形体でありながら大小豊富な生き物。
イカなんかもそうですかね。だから同じ頭足類に分類されているのでしょうか。
トゲ?を持った個体
このあたりから一般的に知られている形状からかけ離れていきます
・・・・・・。
おまえ、巻き貝なんかじゃねぇだろ!
・・・少し声を荒げてしまいました。上の画像類はPinterestで「Ammonite」と検索いただければ、他にもいろいろとご覧いただけます。
日本では「異常巻き」なんて呼び名が付いているそうです。
書籍の紹介:
洋書ですが、豊富な写真量でアンモナイトを紹介されている本、、だったようです。現在絶版。かなりのプレ値(日本円約13万円!)がついているのを以前見かけましたので私にはとても買えたものではありませんでした。
この本の発売時の記事では、著者とのやりとりのなかで、“初稿の段階では、「日本では素晴らしいアンモナイトが採れたときに俳句を詠む習慣がある・・・」など、”とあり、とても興味深い内容です。
この著者のウォルフガングという方、かなりの実業家のようで、プライベートでアンモナイトの展示室を所持しておられます。
何にでもマニアというものは居るとは思いますが、貝の、しかもアンモナイトに絞った化石を集めている理由が知りたいところです。
アンモナイト伝説:
アンモナイトはかつて「魔法石」として重宝されていた
記事内容(面白いですよ。おすすめ。)|
- アンモナイト」という名前は神話から生まれた
- アンモナイトは「ヘビよけ」に使われた
- 冠婚葬祭、多産祈願、お守りに。万能なアンモナイト
羊の角を持つ「アンモーン | Ammon」の彫像
“古代のギリシアやローマでは、アンモナイトに特殊な力が備わっており、失明や不妊症、不能症に効果があると信じられていました。”
このサイトに来られる方なら、古代文明が現代より技術、道徳観共に劣っていたと捉える方は少ないのではないでしょうか。
そういった旧世界の人達がこういった効果があると信じていたというのは興味深いですね。
アンモーンさんは、ゼウス・アンモン、ジュピター・アンモンと呼ばれていたのも面白いです。
現代世界の神様はユピテル(Jupiter)神だとする話もありますが、このあたりを同一視してよいものかは分かりかねます。詳しいかたがおられたらご指摘ください。
アンモナイトがヒンドゥーのビシュヌ神の化身ともされていることを踏まえると、いい線いっていると思うのですが。
ヘビよけというのはまぁ、アルコーンよけかな?
別の記事からも
アンモライトについて|アンモライトミュージアム
こちらも神秘的な逸話をたくさん紹介されております。
“1981年、国際有色宝石協会(CIBJO)により「アンモライト」と正式に宝石名称が与えられて、最も新しい宝石として市場に紹介されるようになりました。”
現代の事実として、正式に宝石として認められていることも興味深いです。あらためて確認しておきますが、これらは貝の化石の話です。
上の記事で気になったのが、アンモナイトには風水の効果があると言われていることです。へぇ。
“多くの風水学者は、大地と宇宙のパワーを秘めている石と信じています。”
こういった力を普通の人には見えない心の目みたいなもので見るのでしょうか?
どうもそういったわけではなさそうです。
では、このアンモナイトの化石を浜焼き、いや開きにしたものをいくつか。
えーっと、、この投稿最上部の図解で気室とされている箇所に何かが溜まって、それが七色の光を放つ鉱物になったのでしょうか?
私には理解が及ばない現象ですが、とにかくそこにアンモライトが存在するのは間違いないみたいです。
変わり種いろいろ。個人的にはこの種(表面が平坦)と、上の種(ジャバラ状)は別のものではと思っているのですがどうぞ。
この葉っぱのようなひだ状模様は「縫合線」と呼ばれ、“ダンボールや波板、H形鋼などと同様、殻の強度を高めつつ軽量化を図るという相矛盾する課題を達成するための仕組みである。”ということです。
アートに見るアンモナイト:
ベルギーSint-Vedastuskerk教会。やっぱり葉っぱが出たんじゃないの?と思わせてくれる彫刻。
バチカン博物館の壁に描かれたもの。何か出ているとしか。。
化石ができる仕組み:
少しみなさんの化石に対する認識が変わるかもしれない研究です。
化石はわずか数週間で形成される!? - 研究チームの学芸員さんに真相を聞いてみた
タイトル通りの内容が書いています。ツノガイの死骸の肉部分が溶けて土に染みこみ、丸い石のようなものを形成する。それがコンクリューションと名付けられた現象だそうです。
“実は、今回のもうひとつの大きな発見は、コンクリーションが数週間〜数ヶ月というとても短い期間のうちにできていたということなんです。世界中の誰も、こんなに素早くコンクリーションができているなんて思っていなかった。”
ウン億年前とはいったい。。。どうもただの貝と片付けるには気になる扱いを受けているアンモナイト。インドでは浜焼きでは無く、煎じて飲むそうです。
古代の海に思いを馳せながら、、、うーん。
